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概要

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中城村護佐丸歴史資料図書館エコウィン(3タイプ)エアコン内の余った冷媒エネルギーを輻射に利用する「ecowin HYBRID」。エアコン内の余った冷媒エネルギーを換気の給気側に取り付けた熱交換器を通すことで温調し、室内に新鮮空気を取り入れる「ecowin AIR(エコウィンエア)」。エアコンの吸いこみ口に抗ウイルスエアコンフィルター「ecowinフィルター」を取り付けた、ウイルスの拡散防止に繋がる抗ウイルス対応製品もあるそうです。 それぞれの特長や取り付け例について、エコファクトリーの村上尊宣代表取締役社長は「ecowinは体育館等の大空間の施設に向いており、通常の空調より省エネ性が高いことが特長です。熊本を始め、現在は日本全国の体育館施設へ導入が進んでいます。 e c o w i nHYBRIDは一般家庭で使われるルームエアコンはもとより、オフィスビルで使われるパッケージエアコン等、あらゆるタイプのエアコンに接続することでプラス輻射効果の付加価値を持たせた新しいエアコンモデルで省エネ効果が期待できます。ウォール、スクリーンなど4種類のラインナップがあり、沖縄県内の一般住宅、中城村護佐丸歴史資料図書館やホテル浜比嘉リゾート、保育園、野菜工場などの導入実績があります。ecowinAIRは、新型コロナウイルスの対策として三密回避と換気の必要性に大きく貢献できる製品です。小型ながらパワフルな温調給気を促すため、換気によるエアコンの熱負荷を抑えながら給気を行います。家庭用と業務用(学校用)の2種類あり、沖縄県では一般住宅、野菜工場、ぬちまーす工場に導入していただいております」と話します。 エコファクトリーが沖縄県に進出したのは平成28年のことで、当時沖縄県で輻射式冷暖房装置の販売を展開していた村上社長は「地元沖縄県で製作可能であれば、輸送コスト等含めCO2排出削減など地球環境負荷の低減に繋がる」と考え、地元企業の金秀アルミ工業と協議、製造委託契約を結んだそうです。「沖縄県での弊社製品の引き合い数は増加傾向にあり、普及していけばさらに成約率は伸びるでしょう。高温多湿の沖縄には向いている製品だと思います」と村上社長。沖縄県での今後の活動について「水冷式ecowinを体育館等に採用してもらい、最大の特長・効果を沖縄県内に広めていきたい」と意気込みます。 さらに自社技術でコロナ禍対策に貢献したいとも話し、「ecowinが新型コロナウイルス大規模感染リスクを軽減する空調設備であると周知を広め、抗ウイルスエアコンフィルターを利用した抗ウイルス対応タイプを公共施設の避難所体育館、学校教室、幼稚園、病院、介護施設に向けて展開させていければ」と展望を語りました。使用用途で使い分けコロナ禍対策にも有効screenタイプのデザインパネルには、中城村イメージキャラクターの「護佐丸」がが印刷されています。9 OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS