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概要

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JKA補助事業による導入機器のご紹介 工業技術センターでは、2019年度公益財団法人JKAの補助事業を活用して「三次元測定機」の導入を行いました。ご利用を希望する企業様は是非ご連絡ください。 工業技術センターは、県内製造業への技術的支援を通して産業の活性化に貢献することを使命として事業に取り組んでいます。「製品の開発に関して技術的なアドバイスがほしい」、「製品の品質を上げたい」、「研究開発の支援がほしい」などの技術課題解決や新製品・新技術開発の支援が必要な場合にはお気軽にご相談下さい。沖縄県工業技術センター 企画管理班〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎12番2 TEL:098-929-0111 FAX:098-929-0115       E-mail:kousi@pref.okinawa.lg.jp(メルマガを始めています。申し込みはHPからも行えます)       ホームページ:http://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/kogyo/index.html 三次元測定機とは、部品や製品などの形状を三次元座標として立体的にとらえ、得られた座標情報を組み合わせることで、様々な幾何評価が行える機器です。 プログラムによる自動測定や、輪郭形状測定、自由曲面評価などのほか、非接触測定レーザープローブを用いることで測定物の3Dデータ取得や、カラーマップによる3DCADとの比較照合などが行えます。 プローブヘッドは7.5°ピッチで水平±180°垂直105°の姿勢変更が可能であり、測定物を動かさずに側面や斜面上の穴寸法などが測定できます。また、測定結果は二次元もしくは三次元の図として表示ができ、表にまとめた測定値も含めた検査表として出力可能です。ノギスやマイクロメータなどの汎用測定工具などでは測定できない形状が測れるほか、測定者によるバラツキもなく、高精度に様々な評価が行えます。三次元測定機装置外観接触式測定の様子三次元測定機汎用測定工具株式会社ミツトヨCRYSTA-Apex V 9106X900×Y1000×Z600 ㎜EO,MPE=1.7+3L/1000 ?MPETHP=2.3 ?1.8 ?1200 kgメーカー形 式測定範囲長さ測定誤差スキャニング誤差非接触式スキャニング誤差最大積載重量装置仕様三次元測定機と汎用測定工具の違いメリットデメリット●測定値に個人差がない●真円度や平面度などの幾何演算●高精度な測定●測定精度が明確●絵や図による検査結果の出力●低コスト●取り扱いが容易●高コスト●操作法の習得が必要●測定値に個人差がある●測定結果は寸法のみ●高精度測定が困難●測定精度が不明瞭15 OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS