ブックタイトル工連ニュース2020年1月号

ページ
22/28

このページは 工連ニュース2020年1月号 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

工連ニュース2020年1月号

工学部後援会 副会長/琉球大学工学部 副学部長 下里哲弘琉球大学工学部と後援会企業との研究交流会下里副学部長による趣旨説明企業・教員による自己紹介各企業との個別面談の様子連絡先:琉球大学 工学部 工学科 社会基盤デザイン・建築学コース内富山 潤(社会基盤デザインコース)/仲松 亮(建築学コース)〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地TEL.富山 潤(098-895-8649)/ 仲松 亮(098-895-8901) FAX.098-895-8677(社会基盤デザイン・建築学コース事務室)【E-Mail】kouenkai-office@ml.tec.u-r yukyu.ac.jp実施報告 工学部工学科では、企業ニーズと工学部の研究との技術交流または研究交流を通して、学生並びに教員の研究を支援し、人的交流及び技術交流を推進しております。本文では11月20日に行われた「工学部後援会企業との研究交流会」について報告します。 本年度より開始された本取り組みは、後援会会員企業と教職員により構成された研究交流事業の運営WGにより行われています。研究交流事業の最初のステップとして、後援会会員企業128社を対象に研究交流テーマの公募を実施し,会員企業5社より応募がございました。そして、応募された5社の企業ニーズに基づき、関連する研究を行っている工学部工学科の研究室のマッチングを行い、第1回の研究交流会が行われました。 当日の交流会では、まず下里教授(後援会副会長・工学部社会連携担当副学部長)より、地域社会の多種多様な課題に対して、大学がもつ様々な知見・資源を活かし、後援会企業と大学が協働して解決する過程を通じて、企業と教員・学生の交流や共同研究・外部研究資金獲得への発展を期待しているといった本事業の趣旨説明が行われました。その後、参加企業(4社参加、1社は11月27日に別途実施)と担当教員・学生の自己紹介、各企業との個別交流が行われました。 個別交流では、各企業の技術課題と大学の研究内容及び研究設備の紹介が行われ、課題解決に向けたステップや研究開発の方向性について議論が行われました。 交流会後には,参加企業と教員・学生との親睦を深めるため、懇親会が行われました。和田工学部長より本事業を通じて後援会企業と工学部の交流活動が活発になることを期待するとともに、課題解決を通じて地域社会の活性化に努めていく旨の挨拶で懇親会がスタートしました。懇親会では、学生からは研究課題だけでなく、各企業の仕事内容と魅力についても積極的に質問が行われ、ものづくりの楽しさの再認識や研究開発が実社会で実際に利用可能な形に応用されるイメージを持つきっかけとなり、企業・教員・学生にとって大変有意義な意見交換が行われました。最後に、屋宜氏(金秀アルミ工業)より、課題を解決するために、工学部工学科の教職員・学生と協働で科学技術イノベーションに積極的に取り組んでいく旨の挨拶があり、比屋根氏(琉球セメント)による締めの音頭で盛況のうちに懇親会は終了しました。 今後、各企業の課題は、工学部後援会より各教員へ研究支援金が配分され、卒業論文・修士論文のテーマとして取り組んでいく予定です。指導教員の下、斬新な学生の視点から研究が行われることで、革新的な技術開発と新技術の普及・展開が期待されます。㈱ナレッジクリエーションテクノロジー琉球セメント㈱金秀鉄工㈱金秀アルミ工業㈱三建設備工業㈱九州支店姜  東植(知能情報コース)遠藤 聡志(知能情報コース)企業3名教員1名、学生1名企業2名教員2名、学生1名企業3名教員2名、学生5名企業3名教員4名、学生2名11月27日実施富山 潤 (社会基盤デザインコース)須田 裕哉(社会基盤デザインコース)田井 政行(社会基盤デザインコース)淵脇 秀晃(技術部)與那 篤史(電気システム工学コース)浦崎 直光(電気システム工学コース)石川 正明(機械工学コース)屋我 実 (機械工学コース)押川 渡 (エネルギー環境工学コース)企業名担当教員参加人数表1 本年度の交流事業への参加企業,担当教員および参加人数OKINAWA INDUSTRIAL  20