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概要

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 平成28年6月に台湾と沖縄のものづくり連携を図るために沖縄より(公社)沖縄県工業連合会と(一財)南西地域活性化センター、台湾側より台日商務交流協進会と(財)台湾経済研究院で連携協定の覚書(MOU)の締結を行いました。 沖縄と台湾の連携に向けて毎年1回、台湾においてビジネス商談会を開催しており、今回で3回目の商談会となります。沖縄側よりものづくり関係の企業5社、海上輸送の企業1社で合計6社の参加となりました。 商談会開催において、台湾側より台湾経済部国際物流局 倪克浩(二 カツコウ) 主任秘書、台日商務交流協進会 余吉政(ヨキッセイ) 顧問。沖縄側より沖縄県台湾事務所 仲本正尚 所長、沖縄県工業連合会 我謝育則 専務理事がそれぞれ挨拶を行いました。 台湾側の倪克浩 主任秘書及び余吉政 顧問からは台湾の多くの観光客が沖縄のリゾート地に訪れていることや台湾・沖縄の企業間においてビジネスチャンスが今後期待できると述べていました。 沖縄側の仲本正尚 所長からは、沖縄への外国観光客数は年々増加し外国観光客の中でも台湾観光客が多く、昨年台湾から約90万人の観光客が来沖したことを述べ、今後は観光のみならず沖縄・台湾企業間との連携に対しても官民双方に力を入れ協力したいと述べました。 我謝育則 専務理事は、挨拶において沖縄から参加している㈱沖縄UKAMI 養蚕/シルクを原料としてスキンケア商品、健康食品、アットモア㈱/健康食品、美容商品、㈱IS.LAND /海洋深層水を利用した飲料水・化粧品、㈱琉球ポテンシャル/再エネルギー分野、㈱環境開発沖縄支店/環境保全分野、琉球海運㈱/海上輸送サービス、の企業6社を紹介。 健康食品で出展している企業からは、台湾の方々は天然素材を利用した健康食品や化粧品はかなり好評で、今後も商談が期待できるとのことでした。 また、台湾においても土地開発が多く行われており、環境保全分野に関する企業においてもかなり関心を寄せておりました。 商談会終了後は懇親会が行われ、沖縄県工業連合会 古波津 昇会長は挨拶で「台湾と沖縄、両地域の交流は観光だけではなく、ビジネスにおいても益々、拡大していくでしょう」と台湾との更なる経済交流について期待を込めて述べました。続いて台日商務交流協進会 黄教?(コウ キョウショウ) 副理事長と南西地域産業活性化センター 大嶺 滿 会長の挨拶で懇親会が開催、会では台湾と沖縄の双方を理解する上でとても良い機会でした。閉会においては沖縄総合事務局 経済産業部 本道和樹 部長の挨拶をいただきました。 翌日は、台湾経済研究院へ表敬訪問を行い、張建一(チョウケンイチ) 院長より台湾の経済、農業政策等について説明を受け意見交換。台湾についての理解を深めていくことができました。台湾・沖縄ビジネス商談会主催:(公社)沖縄県工業連合会、(一財)南西地域産業活性化センター   台日商務交流協進会、(財)台湾経済研究院令和元年9月17日(火)  台北市 台北国際会議センター台湾経済部 国際物流局倪克浩 主任秘書台日商務交流協進会余吉政 顧問沖縄県台湾事務所仲本正尚 所長沖縄県工業連合会我謝育則 専務理事沖縄県工業連合会古波津 昇 会長台日商務交流協進会黄教? 副理事長南西地域産業活性化センター大嶺 滿 会長沖縄総合事務局経済産業部本道和樹 部長商談会の様子17 OKINAWA INDUSTRIAL