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概要

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平成30年12月23日(日)  沖縄県立博物館・美術館講堂一般社団法人沖縄県発明協会会長新垣昌光 一般社団法人沖縄県発明協会が毎年開催している「未来の科学の夢絵画展」。今年は県内の幼稚園・小中学校から46点の応募があり、沖縄県発明協会会長賞、日本弁理士会九州支部長賞をはじめ5部門の受賞作が決定しました。受賞作は3日間にわたって沖縄県立博物館・美術館の県民ギャラリーで展示され、最終日には受賞者の表彰式が行われました。 「未来の科学の夢絵画展」は、未来への夢や希望を自由に絵に表現し、多くの子どもたちに科学への関心や創造力を高めてもらうことを目的に毎年実施しているもの。昭和53(1978)年に全国組織である社団法人発明協会(現在は公益社団法人)が初めて開催し、5年後から発明協会沖縄県支部(現在の沖縄県発明協会)も県内の企画展として取り組むようになりました。今年は審査員としてデザイナーの岸本一夫氏、美術家の大城譲氏ら5名が応募作品を選考し、沖縄県発明協会会長賞3点、日本弁理士会九州支部長賞3点、優秀賞10点、佳作10点、入選20点を決定しました。 表彰式ではまず、主催者を代表して沖縄県発明協会会長の新垣昌光氏があいさつに立ち、「今年も力のこもった作品を多数応募いただいた」と謝辞。今後も協会として「子どもたちの探究心や創造力の伸長を図るために、奨励事業を推進していく」と語るとともに、今回の受賞作は、東京で開催される全国展へ推薦することを報告しました。 続いて、審査員長を務めた大城譲氏が選評を発表し、「災害・環境の問題、人の心の問題を扱う作品が多く、どうすればたくさんの人々が幸せになれるのか、豊かな未来を一生懸命に考えていることがわかった」と傾向を分析。絵画的な特徴では、「どの作品も色彩が明るく生き生きとしていて、未来に対する明るい気持ちが込められていた」と感想を述べました。 その後は表彰状の授与に移り、各賞に選ばれた子どもたちは一人ずつ名前を呼ばれ、壇上に上がって賞状を受け取りました。閉会後は展示会場の1階県民ギャラリーに移動して、壁に飾られた自身の作品をバックに、保護者と一緒に記念撮影する姿が多く見られました。第35回審査員長美術家 大城譲日本弁理士会九州支部沖縄地区委員会委員本堂裕司「かるがるエコバッグ」那覇市立曙小学校5年安里美怜亜「色んな色にできるペン」北中城村立北中城小学校4年仲松瑛豊「マイクロプラスチックのゴミからまもるつりざお」北中城村立北中城小学校4年城間徠斗「気持ち清浄木」那覇市立曙小学校2年安里奈亜咲「おぼれそうな人を助けるタコ型救助ロボット」糸満市立糸満南小学校1年上原諒「台風から日本を守る人工の島」那覇市立城西小学校3年屋宜輝寬未来の科学の夢絵画展表彰式日本弁理士会九州支部長賞沖縄県発明協会会長賞OKINAWA INDUSTRIAL 18FEDERATION NEWS