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概要

KOUREN642

 4月27日、公益社団法人沖縄県工業連合会主催平成30年度「新入社員研修セミナー」が沖縄産業支援センターで開催されました。セミナーは入社1年未満の社員を対象に毎年行われているものです。 今回のセミナーには県工業連合会加盟企業から、オキコやまさひろ酒造など20社、約60名の参加がありました。開催に当たって、まず県工業連合会副会長・人材育成委員会の仲田龍男委員長が主催者挨拶としてセミナーの主旨や新入社員への激励を述べ、「社会人として目的意識を高め、会社を背負う人材に育ってほしい」と今後の成長に期待を示しました。 実際の講義は株式会社目加田経営事務所の部長・チーフコンサルタントの根橋弘行氏と同事務所のコンサルタント・知念論氏が行いました。オリエンテーション後、グループに分かれて自己紹介やコミュニケーションの一環としてアイスブレイクが行われ、図形当てや漢字クイズなどを通して意見の出し方や統一方法を学びました。 「伸びる新入社員になる」というテーマの講義では根橋氏がスライドを見ながら経済や社会人としての基本姿勢、夢や目的意識を持つことの大切さについて話しました。グループ討議「プロフェッショナルとは」では、身近な人間や政治家、憧れのプロスポーツ選手など、自分がプロだと思う人物について、どんなところにプロ意識を感じるのか、理想を追う工夫や努力について、参加者たちに討論を交わしてもらいました。根橋氏はグループ討議の意義について、「違う会社とはいえ同じ新入社員同士で一つのテーマについてしっかり話すことが大切。話し合う中で、自社のことや自分が置かれている立場を見直し、何かしら気付きを得てほしい。目的意識を日頃から持つことで働く姿勢は変わる」と述べました。 午後はビジネスマナートレーニングとして、発声、名刺交換、電話応対、接客応対、メールの書き方など基本実技を学びました。 最後に参加者たちには、これまでに学習した「学びのレポート」を作成してもらいセミナーは終了。社会人としてあらためて意識を高める有意義な機会となりました。平成30年度新入社員研修セミナー平成30年4月27日(金)  沖縄産業支援センター(公社)沖縄県工業連合会副会長人材育成委員会委員長仲田龍男氏活発な議論を交わしながら時には笑顔も見せる参加者たち(株)目加田経営事務所部長・チーフコンサルタント根橋弘行氏(株)目加田経営事務所コンサルタント知念論氏OKINAWA INDUSTRIAL 10FEDERATION NEWS