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概要

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成果報告会&ビジネス商談会 〈期日〉平成30年3月16日(金)  〈会場〉沖縄産業支援センター 本事業は、県内情報通信関連企業が、「アジア地域をはじめとする海外展開」や「国内・アジアなどのIT企業との連携・協業」「観光産業などの他産業と連携・協業」する取り組みを支援することにより、県内情報通信関連企業の高度化・多様化を図り、本県経済の競争力強化に資することを目的として行われています。 まず、『アジアITビジネスモデル部門』で採択を受けた4社が発表。 中でも、「ミャンマー国内病院向け診察費算定システムの新規開発と運用実証」を行った株式会社オーシーシー(浦添市)は、システム化が進まず、患者の待ち時間が長いミャンマーの病院事情について説明した上で、「当システムを導入すれば、患者の待ち時間が解消されるだけではなく、1日の受け入れ患者数も増やせ、病院経営の効率化が期待できる。関係者への聞き取りをもとに必要最低限を抑えたシステムだが、それでも病院側から『すごく助かる』とのお声を頂いた。契約まであと一歩」と話し、地元企業とも連携してネットワーク環境の整備を順調に進め、できるだけ早く契約を交わしたいと自信をのぞかせました。 また、経済発展に伴い健康管理のニーズが高まっているアジアの国々を対象に「AIを用いた胸部レントゲン画像健診補助システムの開発・事業化」を行った株式会社システム・ビット(東京都)は、「開発したシステムで診断が容易になれば、医師不足が解消され、患者も適切な治療を受けることができる」とし、課題である画像診断の精度を更に上げて、ビジネスとして展開していきたいと述べました。 続けて、『他産業連携クラウド環境促進部門』で採択を受けた5社が発表。 社会インフラの老朽化に伴う漏水検知を必要とする水道局などを対象に「IoTによる漏水監視クラウドシステムの開発」を行った株式会社国建システム(那覇市)は、IoT機器・消費電力を抑えて遠距離通信ができる通信方式「LPWA」(ロウパワーワイドエリア)・クラウドサーバーを活用して、マンホール内に仕込んだ装置から得「平成29年度 沖縄アジアITビジネス創出促進事業」に採択された9社による成果報告会〈沖縄県産業振興公社主催〉が、沖縄産業支援センターで行われました。事業成果の発表と同時に、各企業が開発した新サービスを体験したり、開発担当者へ質問が出来るビジネス商談ブースも設けられ、発表企業と来場者が交流を図りました。平成29年度 沖縄アジアITビジネス創出促進事業 主催者あいさつ(公財)沖縄県産業振興公社下地明和 専務理事今回の成果報告会は、第3回評価検討委員会も兼ねており、各企業への質疑応答は常時オープンで行われたOKINAWA INDUSTRIAL 6FEDERATION NEWS