ブックタイトルkouren_639

ページ
6/20

このページは kouren_639 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

kouren_639

IT津梁まつり2018平成30年1月19日(金)・20日(土)〈会場〉豊見城市民体育館 県内の工業高校や専門高校など29校、IT企業など22社がそれぞれの取り組みを紹介する出展ブースを設けて、研究や作品を紹介したほか、プログラミング体験やドローンの飛行体験ができるブースなどを通して、最先端のIT技術とITの魅力・おもしろさを来場者に発信しました。 IT津梁まつりは、県内の学校及びIT企業が一堂に会し、最先端のIT技術やその将来性・可能性について、小中高校生・専門学生・大学生や県民、企業に対してIT産業の成長をアピールすることを狙いとしています。 1日目に行われた学生によるプレゼン大会では、参加全8校(高校6校・大学2校)がIT技術を駆使して得た研究成果を発表し、その内容とプレゼンスキルを競いました。審査の結果、島内の小中学生へ向けてプログラミングの出前授業を実施し、ITのおもろしさを継続して発信した八重山商工高等学校が最優秀賞を受賞。また開邦高校が優秀賞を、宮古工業高校が優良賞を受賞しました。各校の発表内容もさることながら、大舞台で物怖じせず堂々と発表する学生たちの頼もしい姿に、会場から拍手が送られました。 2日目に行われたロボットデザイナー松井龍哉氏による沖縄初の基調講演には、親子連れや学生、業界関係者などが詰めかけました。 松井氏は、ゲーム・アニメに夢中だった少年時代のエピソードや、ロボットデザインに携わるようになった経緯について。また代表を務めるフラワー・ロボティクス株式会社で現在開発を行っている自律移動型家庭用ロボット「Patin」(パタン)についても紹介。「デザインは社会とつながる技術。意志を持ってあきらめずに探求すれば、必ずいいモノが生まれ、社会に受け入れられる」と1時間30分にわたり想いを伝え、講演の最後には、会場へ来てくれた子どもたちへ「将来、一緒におもしろい仕事をしましょう」とメッセージを送りました。 その他、サマータイムスタジオ(宜野湾市)の弘津健康代表の進行で県内最大級のITイベント「IT津梁まつり2018」(沖縄県主催・未来のIT人材創出促進事業受託コンソーシアム)が豊見城市民体育館で開催されました。1969 年東京生まれ。開発に携わったヒューマノイドロボット「PINO」が宇多田ヒカルのMV に出演し一躍注目を集める。2001 年フラワー・ロボティクス株式会社設立。学生によるプレゼン大会フラワー・ロボティクス株式会社代表取締役 松井龍哉氏しん りょうOKINAWA INDUSTRIAL 4FEDERATION NEWS